ほとんどの中小企業は銀行から借金をしています。

そして社長が保証人となり、自宅を担保に取られていることでしょう。



経営が厳しくなり、もし銀行への返済ができなくなった時に、

自分や家族、社員、そして会社がどうなってしまうのか、

とても不安ですよね。



この、どうなってしまうのかわからない不安によって、

銀行に返済するために、より高利の商工ローンや、場合によっては

街金、闇金に走ってしまう経営者もいます。



そこで、銀行に返済をしないとどうなるか、についてぜひ知識として

持っておいていただくことが今回のシリーズの目的です。



本題に入る前に、キャッシュが足りなくなった際に不義理をする順番

を確認しておきます。

経営資源は人・物・金(・情報)といわれています。



この順番通り、一番大切なのはやはり人です。

つまり社長やその家族、そして社員です。

経営が苦しくなった会社では往々にして給料の遅配が起こります。

危機感を共有するためという意図ならばいいかもしれませんが、

銀行に返済するために皆の生活を犠牲にしての遅配であれば順番が違います。



二番目に大切にするべきは物、つまり商品です。

商品がなければ商売はできません。

得意先に入金サイトを早めてもらったり、仕入先への支払サイトを

伸ばしてもらうという努力は常にするべきですが、

それにより生まれたキャッシュを銀行に返済してしまってはいけません。



三番目に金、つまり銀行はこの順番では最後になります。

キャッシュが足りなくなった際に、キャッシュ流出を最初にストップ

するべき相手は銀行なのです。

借金を返せないことは犯罪ではありません。



でも銀行にそんな不義理をしたら怖いんじゃないの?と普通は思いますよね。

実はそう思わせるのが銀行の作戦なのです。

では、銀行に返済をしないとどうなるのか?

明日に続きます。





【質問】キャッシュが足りなくなった時に、不義理をする順番を決めていますか?





調子の良い時に、最悪の状況でするべき判断を決めておくこと。

そうすることで最悪の状況で最悪の判断をしなくて済みます。





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8年間で612社の会社を再生させてきた株式会社喜望大地の喜多州山さんの

著書を参考に書いています。

■事業再生家──会社が蘇った奇跡の物語 (著)州山



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■株式会社喜望大地