融資先から「返済できない!」と言われた銀行ができる3つのこと。

今日はそのうちの2つをお話しします。



1)担保不動産の競売

もし住宅ローンがあるならば、融資を受けている銀行と住宅ローンを組む銀行は

必ず別にしておくことです。

融資も住宅ローンも同じ銀行の場合、融資返済が滞った場合、

自宅を守ることは難しいでしょう。



抵当権は順位が命です。

住宅ローンを組んでいる銀行が第一抵当になっていて、

そこへきちんと返済をしていれば、競売になることはありません。



または、自宅の名義を共有名義にしておくことです。

共有名義の場合、その割合は10分の1でも構いません。

たとえ10分の1でも、債権者である銀行が競売できるのは、10分の9だけです。



理論上は競売は可能ですが、一部だけ別の人間の名義になっている

いわくつきの物件なんて競売したところで、落札する人間なんていません。

それでも競売にかけ、10分の1の金額を10分の1の所有者に支払うことは

理論上は可能ですが、10分の1の所有者に裁判を起こされると

それもまたやっかいなので、銀行が共有物件に関する競売の申し立てをすることは、

まずないといわれています。



共有名義にする場合は、たいてい奥さんだと思いますが、

結婚20年以上経っている夫婦の場合、無税で贈与できる規定もありますので、

興味のある方は税理士さんと相談してみてください。

■AllAboutマネー贈与税の配偶者控除



2)裁判を起こす

借金を払えないことは犯罪でもなんでもなく、経済活動上のトラブル

というだけであり、刑事罰はありません。(ココ重要です!



裁判を起こされると、借りたお金ですので裁判所は

「○○円を銀行に支払いなさい」という当然の判決を下します。

ところが、いくら判決を下されても、犯罪でない限り、

他の銀行にある預金や手元にある現金を無理やり取り上げることはできないのです。



すると裁判所は次に和解を提案してきます。

「双方、○○円で和解しませんか?」と。

あれあれ? 借金を支払わずに裁判を起こされたのに、

こうやって借金が減ってしまうこともあるのです。



実際には、銀行は裁判という労力をかけて、

回収できるかどうかわからない債権を持っているよりも、

もう1つの選択肢、債権回収会社に譲渡したほうが楽なのです。



債権回収会社とは何か?

明日へ続きます。





【質問】自宅を銀行に取り上げられないために、どんな準備をしておきますか?





借金を返せないことは、犯罪ではありません。