だいたいどこの中小企業でも、

先代から事業を引き継いだ二代目社長は苦労しています。



先代社長は事業を大きく伸ばしてきた実績があるから、

自信満々でパワフル。

それに引き換え二代目社長は業績がパッとしないこともあって、

どこか頼り無さげ。



そんな周囲の評価を感じてか、

強いリーダーシップを発揮しなくてはと思っているけど、

自分が頑張れば頑張るほど空回り。

社員も業績もついてきません。



エディプス・コンプレックスという言葉があります。

父を殺し母を妻としたギリシャ神話のエディプス王の話から、

フロイトが名づけた言葉です。



中小企業社長の家庭によくあることですが、

幼少期に強い父親の権威を受け入れることがうまくできず、

親の存在が敵のまま大人になってしまうことで、

親との信頼関係を作れない、父性を正しく身につけられない、

自己の権威に執着してしまうなどの問題が出てくることがあります。



先代社長である父親の呪縛から逃れられていないのですが、

私が端から見る限り、

その呪縛は二代目社長の勝手な妄想です。



先代社長スゴい、二代目社長ダメ、

という思いはただの時代背景。

親と息子が入れ替わっても同じことです。



誰とも何とも張り合ったりする必要はないから、

社会と社員のために頑張りましょうね。



【質問】家族、特に父親と、いい関係ですか?



まず、肩の力を抜きましょう。父親は味方ですよ。



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