こちら、私がチェックしているブログ。

http://www.landerblue.co.jp/blog/



ネットの活用についてこの人が書いた本(Kindle)を読んだのですが、

なかなか面白いのです。


■聞くは一時の恥 永江一石のなんでも質問 なんでも回答

 http://amzn.to/1il8uaq



田島が覚えている範囲で超要約をしますとこんな感じです。


「ネットで物やサービスを売るためには、

 ネット上のテクニック論(SEOやサイトの奇麗さなど)ではなく、

 ネット上で売れるように物やサービスを変化させる必要がある」



具体的にはある釣り船の事例が書かれていました。

http://kazutoshimaru.net/



釣り船と言うのはハマちゃんスーさんの世界で、

タバコの煙モクモク、おじさんばかりで、

若い人や女性は入り込めないイメージです。



でも現実に客数はどんどん減っていて、

どこも経営は苦しいのでしょう。

だからネットを利用することで

どうにか客数を増やしたいと考えます。



すると大抵の人は、

アクセスアップやサイトの見栄えを奇麗にするような

対策を講じます。



でも、釣り船の中身がそのままで、

いくらサイトを改善したところで意味がないんですよね。

だって、サイトを見てくる人と今まできている人は

全くの別の層なのですから。



今まできているようなおじさんはサイトなんて見ませんし、

サイトを見て新しくきてくれた人がいても、

煙モクモクの釣り船なんて二度ときたくありません。



ネットでアクセスできる層を本気で取り込みたいのなら、

その層が望むように自らを変えてゆかなくてはなりません。



具体的には、

初心者に道具をレンタルして釣り方を教えてあげたり、

釣れているところを動画に撮ってあげたり、

釣った魚を捌いてあげたり、大物釣果情報のアップ、

待合室も釣り船も全面禁煙、車の無い人向けに駅までの送迎、

などなど。



その結果、この釣り船はこれまでのお客さんはこなくなりましたが、

客数は何倍にも増えたそうです。



もちろん、今まできてくれていた従来の層が大切で、

その人たちのために赤字でも釣り船をやりたいのなら、

それはそのままでいいでしょう。



でも今、費用に見合う広告効果が見込める媒体はネットしかありません。

だったらネットでアクセスできる層を対象に、

自社のサービスを組み替えてゆくことも考えられますね。



【質問】あなたの会社は、ネット上で生き残れる形態ですか?



ネットだけのコンサルでは成果は出ません。

だから私は経営コンサルなのです。




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