世界一のギター会社を作った男、

フジゲンの横内祐一郎会長が

講演でおっしゃっていた内容を紹介いたします。


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企業家は、起業したての時は、みんな青虫。

目の前の葉っぱ(利益を上げる)を食べることに全力を注ぎ、

そして、やがてその葉っぱを食べつくす。

そして、その食べつくした時に、企業家は2種類の人間にわかれるんだ。



一方の企業家は、次の葉っぱを追い求め、

同じ茎を這いながらようやく次の葉っぱに辿り着き、

また、同じ葉っぱ食べ始める。

その同じ行為を延々と葉っぱが無くなるまで繰り返す。

そして、葉っぱがすべて無くなった事に気づき漠然とうなだれる。



もう一方の企業家は、一つの葉っぱを食べ尽くした時に何かに気づき、

さなぎになって考え始める。

考えた結果、やがて蝶になり羽をもらい大空へ羽ばたいていく。



羽をもらい蝶となり、大空に羽ばたいた企業家は、

自分の好きな蜜を食べるために、花から花へと世界中を駆け巡り、

自分の好きな事を自由にしていく。



その自分の好きな蜜を食べるという行動が、

花の「おしべとめしべ」をつなぎ合わせ、結果的には、

自分が飛び回ったところすべて花だらけにして、

多くの人を幸せに導いていく。

つまり、自分の好きな事をやりながら世界中を花だらけにして、

人々を幸せにしていくのだ。



そして、自分のまわりに花の欲しい人たちは、

その蝶が来てくれることを心待ちにして、

その蝶が来てくれることを心の支えにして生きていく。


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起業家、社長は目の前の葉っぱ(利益・社員)を食いつくして

うなだれる青虫になってはいけません。



自分の好きなことをやりながら、世界中を花だらけにして、

人々(お客さん・仕入先・社員・社会)を幸せにする蝶です。

力強く羽ばたいてゆきましょう。



【質問】あなたの周りに、花は咲いていますか?



私の周りはだんだんと、花が咲いてきました。^^



↓横内会長の本はコチラです。^^

運を掴む―弱小の会社を世界一にした男の物語 (著)横内 祐一郎