マネジメントの父であるピーター・ドラッカー。
そのマネジメント理論は大企業だけのものではありません。
経営に悩んだ中小企業社長がたくさんの本を読み漁ったあげく、
たどり着いたのがドラッカーの本という話はよく聞きます。
そこで今回はドラッカーが多くの著書で語る『5つの質問』を
今日と明日に分けて紹介してゆきたいと思います。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4478006547/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4478006547&linkCode=as2&tag=yurubusi01-22
質問1.『われわれのミッション(使命)は何か?』
経営者は、最初にこの質問に答えなければなりません。
そしてその答えは『社会にどう貢献できるのか?』
という内容になっているでしょうか?
『○億円企業にしたい』
『業界No1になりたい』
これはミッションではなくビジョン(目標)です。
三人のレンガ職人の話です。
旅人がレンガを積んでいる三人の職人に何のために
レンガを積んでいるのか尋ねました。
一人目は『給料をもらうためにレンガを積んでいる』。
二人目は『立派なレンガ職人になるためにレンガを積んでいる』。
三人目は『立派な教会を建てて皆に喜んでもらうためにレンガを積んでいる』
三人目の職人の想いこそ使命です。
『自分たちの仕事は社会にどう貢献できるのか?』
この答えが社内で共有化されたとき、
本当の一体感が社内で生まれるでしょう。
質問2.『われわれの顧客は誰か?』
使命が明確になったら、自分たちの顧客は誰かを明確にします。
これを間違うと成果が上がりません。
また、本当に役立ちたいと思える相手でなければ、
使命を果たしているとは思えないでしょう。
『自分たちの仕事は誰を幸せにしたいのか?』
直接自社にお金を払ってくれる法人なのか、
それともその先にいるエンドユーザーなのか。
社内でよく話し合ってみる必要があるでしょう。
【質問】2つの質問の答えは、社内の誰に聞いても同じですか?
残りの3つの質問は、明日に続きます。
コメント