ゆるビジ☆の基本的考え方の一つに、

「属人的でなくすこと」があります。



中小企業において多いのが、

「この仕事はあの人しかわからない」

という状態です。



今のままの自分の立場の居心地が良かったりすると、

人はどうしても自分にしかわからない

業務のブラックボックスを作ってしまいます。



営業における得意先との関係であったり、

経理の事務処理の方法であったり、

個人にブラックボックスを持たれてしまうことは

避けなければなりません。



停滞している企業はたいていこの状態に陥っています。

「私がいなくなったらやっていけませんよ?」という態度で来られると、

抵抗の強い施策はなかなか打ちにくいものです。



また「ブラックボックスを公開しろ、引き継げ」と言っても、

たいていは「いまは忙しいから無理」と返ってきてしまいます。



そういう場合、私はわりと長期に渡っての、

引き継ぎのスケジュールを組むようにします。



「●●さんしかこの仕事がわからないってのは会社としてまずいよね。

 もし●●さんが体調を崩したりしても休むこともできませんもんね。

 かと言ってすぐに引き継いだりできる内容でもないから、

 1(3)年くらいかけて、引き継ぐ計画を立てませんか?」



このように話しをすると「絶対嫌だ!」という人は、

今まで会ったことがありません。

そうすれば後はきちんと業務を分解して、

1ヶ月単位くらいで引き継ぎ状況を管理してゆきます。



こうして会社の中から、

コントロール不能のブラックボックスを無くしてゆきます。



で、これは社員だけの話しではなく、

社長においてもまさしく同じです。

社長しかわからない業務のブラックボックスはどれだけあるでしょう?



どの業務をいつまでに誰に引き継ぐか、

計画を立てておかなければなりません。

いつまでも自分がいることを前提に組織を作ってはいけないのです。



【質問】会社の中のブラックボックスは、どこにありますか?



いつでもいなくなる準備を、しておくのです。