家から程近い、とある観光地に行ってきました。
平日ということもあり、お客さんはまばら。
でも売店、軽食のお店のスタッフは頑張って大きな声を出しています。
ところがいくら頑張って声を出されても、
肝心な商品がちっとも魅力的に見えません。
他のお客さんも近寄ったら面倒くさいと思って、
遠巻きに様子を見ているだけ。
これは商品開発、品揃え、陳列、ディスプレイ、POP、動線等々、
マーケティング部分の手を抜き過ぎです。
マーケティング(集客)が弱いから、
セールス(営業)を頑張って誤魔化そうとする。
するとお客さんはますます逃げてしまう。
テクニックではありません。
お客さんの感情に寄り添うことが出来ていないのです。
声を出して売ることは否定しません。
でも声を張り上げなくても、
お客さんが欲しくてしょうがない状態を作るための努力が先なのです。
現場の社員に声を出せとハッパをかけるだけで
売れるのなら苦労ありません。
最上の戦略は、お客さんの方から『どうか売ってください』と
頭を下げてくる状態を作ること。
ドラッカー博士も
『マーケティングの目的はセールスをなくすこと』
と言っています。
気合と根性ももちろん大切です。
でもその前に、頭に汗をかかなくてはいけないのです。
【質問】理屈と気合のバランスは、あっていますか?
ビジネスは理屈が二割、あとは気合。
田島の格言です。(笑
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