先週のメルマガ、

http://yurui-business.com/切れ味鋭い商品コンセプトの作り方/

にご質問をいただきました。

Y社長さま、ありがとうございます。



> 私自身、会社を経営しています。
> 今回の切れ味鋭い商品コンセプトは理解しているのですが、
> 自分がイメージするお客様の理想の状態が
> お客様の考える理想の状態とどうもマッチしません。
>
> 私は、一方的だとは思いますが、
> 「こうなることがお客様の幸せにつながる」と確信していますが、
> お客様はそこまでは求めていない状況です。
>
> ただ単にビジネスにならないというお話なのかも知れませんが、
> もし自分が確信するお客様の未来とお客様が考える未来が
> 共有できない場合の対処法やビジネスの考え方などありましたら、
> メルマガで取り上げて頂けると嬉しいです。



先週のメルマガで解説したのは次のステップです。

1.お客様の理想の状態(ピカピカの未来)
2.お客様の現状(いまいちの現状)
3.現状になっている原因(これを知らないから苦労している)
4.原因を解決する方法(解決メニューを提示)
5.その方法を実行した姿(ピカピカの未来の手前)
※時系列的には、2→3→4→5→1です。



このうち1番の理想の状態について、

自分の考えとお客さんの考えにズレがある、

ということですね。



えーと、問題ありません。(笑

私はお客さんの理想の状態を、

次のように描いていると書きました。


> 中小企業の社長さんが、しっかりと利益をあげつつ、
> やり甲斐のある仕事、順調なマネジメント、
> 健康、良好な家族関係を築いている幸せな状態です。



しっかり利益を上げてやりがいのある仕事、

順調なマネジメントは私のフォロー範囲と言えますが、

健康、良好な家族関係までは、

正直、私にはほとんど関係がありません。^^;



また、例えば「結婚や家族なんてもうコリゴリ」とか、

「健康よりもこの事業の未来に命をかける!」

とか思っているような社長さんに対して、

無理やり押し付けるような話しでもありません。



何を幸せと感じるか、

また人生のステージにおいても、

価値観は人それぞれ。



ですので、無理に共有する必要はないのです。

その方がいいよね、と自分の中で勝手に描いてあげて、

押し付けることはしない、

という感じで伝わりますでしょうか。



結局、私たちが実際に関われるのはこの2つの段階だけです。

4.原因を解決する方法(解決メニューを提示)

5.その方法を実行した姿(ピカピカの未来の手前)



1.お客様の理想の状態(ピカピカの未来)

は自分なりにほんのり静かに願っていてあげれば

いいのではないでしょうか。



ただ、マーケティング的には理想の未来を表明することで、

それに同意してくれる人が集まりやすくなるので、

テクニックとして使うのはアリかもしれません、

というお話しなのでした。^^;



【質問】お客様の理想の未来を、静かに願っていますか?



お客様のために願っていることは、伝わるかもしれません。



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