まったくふざけたタイトルですね。。^^;
あ、ちなみに私の名前は大輝で「ひろき」と読みます。
で、「ユル・ピロティ」ということで。。(苦笑
トマ・ピケティの「21世紀の資本」は730ページもあり
5,940円もする大著でありながらベストセラーのトップを
1ヶ月以上も続けた化け物のような本です。
オリジナルはハードルが高いので
漫画版を読んでのまとめを少々。^^;
■まんがでわかるピケティの「21世紀の資本」
http://yurui-business.com/mangapiketty
一言で言うと「r>g」。
資本収益率(r)は経済成長率(g)を上回るため、
資本家は益々富み格差は拡大してゆくということ。
多くの人々は経済成長率というと
イノベーションや生産性の向上により3〜4%を期待するが、
歴史的に見ると1〜1.5%がせいぜいであり、
それ以上は一時的な幻想に過ぎない。
まあ通常は0.8%くらいと見積もっておけばいいかと。
これに対し例えば投資マンションなどの
資本収益率は4〜5%に落ち着くことが多い。
これは未来の富を得るためにどの程度の利子を許容できるかという
技術的、心理的、社会的、文化的要因による。
つまり成熟した社会では、
今の頑張りよりも過去に蓄積した富が複利によって
異様なほどの価値を持つ。
人的資本が資本を超えて重要性を持つことはなく、
これからますます資本が価値を持ち、
マクロ経済的に見れば格差は常に広がってゆく。
日本が1億総中流と言われた時代もあるが、
それは大戦によって生産設備などの資本がダメージを受けた一過程であり、
成熟社会は強烈な格差社会に向かうことは確実。
資本を持つ者はますます富み、
資本を持たない労働者が豊かになることは、
マクロ的にはあり得ない。
ここからは私の言葉になりますが、
資本家から労働者へのお金の流出は給料だけですが、
労働者から資本家へはありとあらゆるお金の流れがあります。
家賃、住宅ローンの利息、食費、衣料、車、レジャー費等々、
まあ税金以外の全ての支払いですね。
もしかしたら国自体も資本家と見ていいかもしれません。。
じゃあ資本を持たざる者は希望がないのかというと、
そうではありません。
結局やるべきことは教育、技術への投資をして
自らの経済成長率を高める(稼ぐ)ことです。
そして資本の複利を回してゆく。
中小企業社長向けにもう少し詳しく言うと、
社員にうまくやってもらう(マネジメント資産)か、
ネット・外注等を使って自動化できる仕組み(コンテンツ資産)を作ること。
というわけで、まずは漫画でもいいから、
まずはインプットを増やしましょうね、
というお話しでした。^^
【質問】どのポジションを狙って、生きてゆきますか?
強く生きれば、個人くらいはどうにでもなるものです。^^
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