マニュアル・・・、
と聞いただけで拒絶反応を持つ社長は少なくありません。
マニュアルという響きに画一化とか人間性の喪失のような
イメージを持っているのかもしれません。
もしくはお役所的な対応に腹を立てた経験とか。^^;
作業の「内容×順序×水準」を明確にしたものがマニュアルです。
ただそれだけの話で人間性うんぬんの大げさな話ではありません。
マニュアルで定めた最低限の品質をクリアした上で、
自分の頭で考えるようにしてもらいます。
最低限の品質をクリアできていない状態で、
勝手に考えられたらたまったものじゃありません。
あくまで自分の頭で考える前提としてのマニュアル化です。
■マンガでよくわかる ディズニーのすごい仕組み
こちらの本では組織の機能が低下する原因を、
次の3つで解説しています。
()内は田島がイメージのために付けた名称。
1.ストレンジャー(初心者)
自分の役割、やるべきことがわかっていないため仕事ができず、
それゆえにやる気や自信を持てない状態。
担うべき作業と手順を明確にして、
自信を持てるようにする。
2.ディスリガード(手抜き者)
定められたルールを軽視し、手を抜くことで、
仕事の結果に悪影響が出る状態。
作業の手順、仕上がりのレベルを明確にして、
個人差を無くす。
3.マインドレス(ロボット)
なぜこの作業を行うのかという本質を理解せず、
淡々と作業だけをおこなっている思考停止状態。
作業の結果が誰を幸せにするのかを明確にイメージさせる。
あなたの会社がもし業務がうまく回っていないとしたら、
本来は優秀な人材を初心者、手抜き者、ロボットに
してしまっているのかもしれません。
【質問】社員さんは、イキイキと仕事をしていますか?
私はマニュアルが大好きです。
そう言えば、人件費削減マニュアル、旅費規程活用マニュアル、
人材採用マニュアル等、たくさん作っていますもんね。^^;
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