クライアントさんの会議に同席させてもらうと、
上司「いつまでにやるんだ?」
部下「今月中に・・・」
というやりとりがよく出てきます。
そして翌月の会議では、
また同じ会話が繰り返されます。
多くの中小企業では身に覚えがあることでしょう。^^;
「今月中に・・・」と答える部下の心境は、
「今月中ということにしておけば余裕があるな」
という感じではないでしょうか。
こういう場合、
期限ではなく行動を開始する日を
決めさせるようにします。
行動を開始する日を決めさせるとスケジュール表を見ながら、
「今週は●●の案件で埋まっていて、
来週月火は××だから、来週水曜の午前にやります」
というように具体的な計画に落とし込まざるを得なくなります。
さらに言えば、
売上を上げるとか新規顧客を開拓するとか、
部下にとって大きすぎるテーマだとやはり進みません。
そういう場合は、
「来週水曜の午後一に、顧客のターゲットリストを提出してくれ」
というように行動と期限を明確に指示します。
そして「誰が」「いつまでに」「何をする」を、
ホワイトボードかプロジェクターで皆に見えるように書き込みながら、
議事を進行します。
もしこれでも実行ができないようなら、
そのテーマだとまだ、
部下にとって大きすぎる可能性があります。
「来週、水曜の午前10時から、
ターゲットリスト選定の打ち合わせをするから、
前日の夕方に声をかけること」
というように実行可能なレベルにまで、
どこまでもすりおろします。
結局のところ、
「部下が行動できない、成功できないのは上司の責任」
と思って、無理やり実行、成功させちゃいましょう。^^
【質問】社内の実行力は、いかほどですか?
社員を人生の勝者にするのが、社長の責任です。
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