「誰に何を売るか」と「何を誰に売るか」は
けっこう違います。
「何を誰に売るか」は商品ありき。
大企業のマーケッターがよく、
購入者のペルソナを設定して云々とか言っていますが、
中小企業レベルだとピンときません。
だってお客さんが目の前にいて表情がわかるのですから、
理屈をこねくり回さないで聞けばいいのです。
「誰に何を売るか」はお客さんありき。
目の前のお客さんが満足してくれることなら
なんでも売ります。^^
先週、おもてなしナンバーワンと言われる
青山のカシータに行く機会がありました。
お高くとまったレストランかと思っていたのですが、
お客さんのためならなんでもやる!
というむしろ体育会系のノリでした。
私はちょい苦手。。(笑
「商品を開発しちゃったから誰に売るのか考える」のと、
「あの人を喜ばせるためにこういう商品を開発する」
では全然エネルギーが違いますよね。
三菱自動車が話題ですが、
「車を開発して売らなきゃ株主・上司から怒られるから売る」
という感じで、
商品に対する愛も、お客さんに対する愛も感じられませんね。
職人的な性質の強い人は商品にこだわればいいですが、
中小企業経営者ならばお客さんの幸せにこだわった方が、
楽な経営ができますよね。^^
【質問】誰と何、どっちが先ですか?
私は中小企業社長に、こだわります。^^
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