組織にはトップが頑張らなければいけない時期と、
頑張ってはいけない時期があります。
新たな事業を立ち上げる時や
それに匹敵する方向転換が必要な時には、
その事業に生活のほとんどを賭けられる
トップが不可欠です。
しかし問題はその後に起こります。
飛行機で言えば離陸するためのエネルギーと
水平飛行するためのテクニックは違います。
事業を立ち上げたトップは自分の能力に自信を持っているので、
自分ではそうは思っていないかもしれませんが、
周りにいる社員がとんでもなく力不足に見えたりします。
もしくは幼い頃からの無価値感から抜け出せないために、
エネルギーを発散し続けることで注目を浴び、
自己重要感を満たそうとしてしまっているのかもしれません。
大塚家具の話題がまた出てきていますが、
お父ちゃんがやればうまくいくのはある意味当たり前。
でも人間には寿命があります。
自分がやればうまくいくと考えるのは社長としては商売人で
経営者ではありません。
自分の影響力がまだあるうちに、
下の世代に失敗させたり成功させたりして、
自分が作ったものよりも大きなものを作らせること。
それが経営者です。
組織が一皮むける時にはたいてい事件が起こります。
災害か病気か何らかの理由で社長が事業に専念できなくなった時に、
社長が想像していた以上に、
部下が上手にこなしてくれることもよくあります。
自分が綺麗に退くために、
次世代を真剣に育てましょう。^^
そして退いたら、
またなんか新しいことを始めましょう。^^
どうせ我々は、
水平飛行をしていられない人たちなんですから。(笑
【質問】というわけで、沖縄にいきませんか? (笑
明日で締め切りです。^^;
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