節税・・・なんだかとっても魅力的な響きですよね。^^
でもちょっと待ってください。
あなたにとっての節税って一体何でしょう?
節税に対する考え方と価値観、そして税金に対する知識と理解は、
実は人によって大きく異なります。
社長さんと税理士さん、
そして私の考え方にも様々なズレがあるかもしれません。
そのため「節税」だと思う行為の範囲は人によって違います。
税金アレルギーがひどくなると、目先の税金さえ減れば、
後で会社に何があっても節税だと喜んでしまう方もいます。(汗
会社を良くするために節税をするのであって、
節税が原因で会社がダメージを受けては
元も子もありません。
人によっては、一発逆転のウルトラCの技だけが節税だと思っています。
人によっては、脱税レベルの行為が節税だと思っています。
人によっては、ほんのささいな工夫であっても節税だと思っています。
例えば、未払費用をきちんと計上する、
固定資産を買った時に取得価額に含めなくてよい項目を
きちんと経費で処理する。
効果的にはローリスク・ローリターンですが、
積み重ねればノーリスク・ハイリターンになるかもしれません。
こういったことも立派な「節税」であり王道です。
これらは普通の会計事務所でも当たり前のこととして
やっているケースが大半なのですが、
社長に対していちいち「節税」としてアピールすることもありません。
そのためウルトラCな節税を期待している社長との間にギャップが生じます。
でも一発逆転ホームラン級の効果があるものは、
使える環境が非常に限られているか、
たいていは空振り三振的なハイリスクがつきもので、
完全に合法な方法はとても少ないのが現実です。
(なぜならウルトラCが使えないように法律を常に改正してゆくから)
しかも、ハイリスク・ハイリターンならまだしも、
スキーム全体をよく見てみると、
ハイリスク・ローリターンなものまであったりします。(悲
税金に敏感な社長さんが自力で仕入れてきた一発逆転節税案は、
悪意はなくてもよく見たら節税でなく単なる脱税だった、
というケースもありがちです。。^^;
(私は当然、脱税しない前提でお話ししています)
たしかに、節税と名のつく行為をして、
目先の納税額さえ減ればすごく得した気分になりがちなのですが、
付随するリスクや、スキーム全体での収支を併せて検討しないと、
結局トータルで不利になってしまうことになりかねません。
目先の税金だけにとらわれない、
ローリスクで正しい節税の知識と方法を
身に着けてゆきたいですね。
しかしそう簡単に身に着けさせてくれないほど、
今の税制が複雑で難しすぎるのも事実です。。(困
ま、それはそれとして、(笑
当社の売れ筋商ですが今月いっぱいで値上げです。
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どうぞお見逃しなく。^^
【質問】社長にとってどのレベルが、節税ですか?
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