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人材採用マニュアルのポイントの一つが、

会社説明会の中で適性検査をおこなうことです。



適性検査を取り入れることで、

面接だけでわからなかったことがたくさん見えてきます。



・適性検査の説明をした時に極端に理解の悪い人

 →たまたま聞こえなかったとかではなく、

  当たり前のことを何度も聞き返したりすると

  採用的にはけっこうツラいですね。。


・筆記用具を持っていない人

 →それくらい持ってこいや。。。


・筆記用具を持っていないことを偉そうに主張する人

 →申し訳なさそうに「貸してください」

  と言えるならまだいいのですが、

  ただ「持っていません」と言われても

 「そうですか」という感じです。^^;


・記入はシャーペンかボールペンか聞く人

 →小学生か。。


・用紙を回すのに協力的でない人

 →自己中度合い、思慮の浅さが見て取れます。


・少しでも時間を稼ごうとズルをする人

 →それだけ必死、ということも見て取れるので、

  そういう傾向があるというだけでひとまず判断保留。



適性検査の内容以前に、

これくらいのことがわかります。^^;



この程度で引っかかる人は、

適性検査の採点をするまでもなく、

採点をしたフリをしてお帰りいただきます。



人材採用マニュアルに付属している適性検査は次の3つです。

1.算数問題(1分)

2.間違い探し問題(1分)

3.性格検査(8分)



この3つは時間が短くて済むのが何よりのポイントです。

だからその場で検査して採点、即足切りができる。



ネットで受けられる適性検査もありますが、

パソコンの準備やらIDやらけっこうめんどくさい。

でもこの3つの検査なら、

印刷した紙だけでその場で済ませることができます。



ちなみに算数問題は小学生レベルの問題が50問で、

職種によって足切りレベルは違います。



経理関係だったら全問正解、

営業関係だったら35問以上(間違い2問以下)、

製造関係だったら25問以上(間違い2問以下)、

というのが一応の基準です。



でも入社希望者に受けてもらう前に、

今いる社員にも受けてもらうと、

だいたいの基準が見えてきます。



むしろ今いる社員の方が

平均点が低かったりすることは

よくあることです。^^;



ちなみにですが、

算数はできるけど仕事のできない人はいますが、

算数はできずに仕事のできる人はいません。



間違い探し問題は、

テストを3つにしたかっただけで、

実はあんまり意味がありません。(笑



採点しても「すごいなーこの人」

くらいしか出てきません。

まあ落とされた人の理由づけ程度です。^^;



性格検査は絶対にやるべきです。

短時間の簡単なテストですが、

その人の傾向がかなり見えてきます。



またその結果を鵜呑みにするのではなく、

面接でのやり取りの中で、

「お話ししているとすごく明るい印象を受けるのですが、

 適性検査だと内向きの傾向が出ています。

 なにか心当たりはありますか?」

というように違和感を一つひとつ確かめることができます。



あと自分をよく見せようという

「嘘つき度」が出てくるのがいいですね。

これもまあまあ当たります。



またできれば適性検査の一つとして、

事務職だったらパソコン作業で、

エクセルの簡単な表を作ってもらうとかがいいのですが、

パソコンの準備も大変ですし、

パソコンやソフトのバージョンによっても慣れが必要なので、

けっこう難しかったです。。^^;



製造現場ではお手本を見せた上で

簡単な梱包作業なんかをやってもらった時には、

その人の器用さはかなり見えました。



というわけで、

適性検査をせずに面接だけで採用するのは、

かーなーり、恐ろしいことだと思います。。^^;



【質問】適性検査、やっていますか?



詳しくは、人材採用マニュアルで。(笑



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