事業の定義には「製品志向」と「市場志向」
の2つがあります。
例を見てみましょう。
■ミズーリ・パシフィック鉄道
製品志向:鉄道を運営する
市場志向:人々と物資を輸送する
■ゼロックス
製品志向:コピー機を作る
市場志向:オフィスの生産性を改善する
■スタンダード石油
製品志向:ガソリンを売る
市場志向:エネルギーを供給する
■コリンビア映画
製品志向:映画を製作する
市場志向:娯楽を提供する
■ブリタニカ大百科事典
製品志向:百科事典を売る
市場志向:情報を広める
■キャリア
製品志向:エアコンと暖房機器を製造する
市場志向:家庭に空調システムを供給する
■ゆるビジ☆
製品志向:コンサルティング&マニュアルを販売する
市場志向:中小企業を元気にする
製品志向は、
自社ができること、
具体的商品であることがわかります。
市場志向は、
顧客にとって何がベストなのか、
もっと大きく捉えると、
社会にどういう影響を与えようとしているのか、
ということになります。
業績のいい会社、
ライフサイクル上の成長期にある会社は、
製品志向で構いません。
余計なことはあまり考えず、
効率化をすすめガンガン稼ぎましょう。^^
でも成熟期から衰退期に入っている会社は、
その製品にしがみついても未来はないのですから、
市場志向に立ち返るべきです。
市場志向で捉えると事業領域が広がります。
ミズーリ・パシフィック鉄道が鉄道を運営するのではなく、
人々と物資を輸送するためになら、
ドローン輸送を手がけたっていいわけです。
となると社名がちょっとよくないですけどね。(笑
私はここでいう「市場志向」をミッションと呼んでいます。
自社は社会にどういう影響を与えるために存在しているのか、
たまには立ち返ってみましょう。^^
【質問】市場志向の事業の定義は、なんですか?
お客さんのため、社会のため。^^
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