自社の社員の能力に、
満足していない社長は少なくありません。
つい最近お話しした社長も、
「少しは考えて欲しいことを考えてくれなくて、
ごちゃごちゃ言わないでやって欲しいことを
やってくれない」
というようなことを言っていました。
うーん、
あるあるですね。(笑
そうそう、話しは変わるのですが、
私が今のマンションに引っ越してきた時に、
宅配ボックスの開け方がわからずに
管理人のおじさんに聞いたことがありました。
「1507号室の田島ですが、
宅配ボックスの開け方がわからないので、
教えてもらえますか」
「1507号室なんてありましたっけ・・・?」
ファー!
そこじゃねぇ・・・!(笑
住んでいる本人があるって言ってるんだからあるんだよー。。^^;
宅配ボックスの前まで行っても
「あったかなぁ?」なんてぶつぶつ言っています。
で案の定、
宅配ボックスの開け方がわからずドツボにハマったので、
「あ、大丈夫です。ありがとうございます・・・」
ということで終わりました。^^;
実はこれってありがちな心の動きで、
自分がわからないことを聞かれた時に、
自己保身やプライドにより「わからない」と言えないために、
質問そのものを勘違いしたフリをしてしまいます。
「聞かれたことを答えられないのは、
私が無能なせいではなく、
ただちょっと質問の意味がわからなかっただけですよ」
的な。。^^;
まあそんなことをしても、
なーんの意味もないんですけどね。(笑
でも冒頭で紹介した社長さんの会社も
そんな症状に陥っている可能性があります。
これは社員がわからないことを、
ただまっすぐに「わからない」と言えない
社長との関係性であると言えます。
これは関係性の問題ですから、
「わからないことはわからない、って言って!」
と言えば言うほど固定化されてゆきます。^^;
「じゃあどうすればいいんだよ?!」という話しですが、
「あなたがどんなにダメでも見捨てたりしないよ」
という安心感を与えてあげることがスタートです。
これはもちろん言葉だけじゃなく、
社長の心の中で腑に落ちることが重要です。
そうすると不思議なことに、
これまで社員ができなかったことが
できるようになります。
そしてさらに上級なことを言ってしまうと、
社長の心の中でその気持ちが腑に落ちさえすれば、
見捨てるとか見捨てないとかはどうでもよくなります。
つまりその社員がやっぱりどうにもならないようであれば、
あっさりさっぱり見捨てるのもそれは自由自在です。
フラットな心で信頼するというか・・・。
社長という人種からすれば、
他人に依存する安心感なんて理解不能だとは思いますが、
なんとなーく参考になればと思います。^^
【質問】社員は、安心していますか?
宅配ボックスは、無事開きました。(笑
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