組織学習の研究において、
「トランザクティブ・メモリー」
という考え方があります。
組織を持つ企業においてはそれぞれの部署、
担当において専門知識が細分化しています。
そして大事なのは、
個人に根付いた専門知識を
組織が効率的に引き出せるかどうかです。
例えばA社に営業に出かけようという時に、
「そういえば隣の課のB君は、
A社の担当と仲がいいから聞いてみろよ」とか、
技術部門では、
「この加工は前にCさんが研究していたぞ」
というようにです。
組織内の「誰が何を知っているか」がわかっていなければ、
自分の専門でない知識が必要になった時に、
それを一から得るのに大変な手間がかかります。
私の場合は組織と言える会社ではありませんが、
なにか新しいことをやろうとした場合、
外部の仲間の誰に聞いてみればとっかかりがあるか、
だいたいわかります。
それがわからない場合でも、
とっかかりがありそうな人を知っていそうな人は
思いつきます。
知り合いの知り合いをたどっていくと6人で
世界中の誰とでも繋がる「六次の隔たり」
というやつですね。^^
まあそんな大げさな話じゃなく、
「社内の誰が何を知っているのかを、
それぞれが知らないともったいないよ」
というお話しでした。^^
【質問】組織の知恵を、使えていますか?
中途入社組が、苦労する理由の一つです。^^;
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