私が駆け出しのコンサルタントだったころのお話です。^^
私は新卒でコンサルタント会社に入ったのですが、
クライアントの社長は別として、その社員さんたちは
若造の私が何を言っても当然聞いてくれません。^^;
そこは地方の工場だったのですが、
まあよくある感じで現場はぐっちゃぐちゃ。(笑
物がいっぱいで作業スペースも通路も狭くて、
新人が入ったり他部署の人が手伝いに来ても
何がどこに置いてあるのかわからず
ぜんぜん戦力になりません。^^;
「まずは大掃除と整理整頓をしましょう」
と若造の私がいくら言ったところで、
現場の職人気質の人たちは、
「これが一番やりやすいんだよ!」と一蹴です。^^;
でも社長にお願いをして、
私が悪者で構わないから、
土曜日に休日出勤して大掃除をすることになりました。
1年以内に使わないものは全部ゴミ。
これ捨てましょう、あれ捨てましょうと
小競り合いをしながらどんどん捨ててゆきます。(笑
なぜか木の下に冷蔵庫が半分埋まっていたのを
みんなで掘り起こしたりして、
最終的には2トントラック2杯分になりました。
私はわざと誰よりも大張り切りして、
スーツも革靴もドロドロ。^^;
でもそれ以降、職人気質の人たちも
私の意見も聞いてくれるようになって、
会社の改善がスムーズに進むようになりました。^^
人に言うことを聞いて欲しければ、
言うことを聞いてもいいと思われる人間になる
(人間だと思わせる)ことです。(笑
本質的な頑張りとちょっとのアピール。^^
作業着を持っていって着替えるより、
捨てるつもりのスーツを着ていったのは内緒です。(笑
【質問】泥に、まみれていますか?
あの頃も、楽しかったなぁ。^^
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