MZ18063DSCF4730_TP_Vs

車関連の税金についてです。



私は個人事業主時代、

自分の車を事業にも使っていましたから、

車関連費を按分して経費計上していました。



個人負担が10%とか20%とか、

そのくらいだったと思います。



個人事業主で他に個人用の車を持たず、

車関連費を全て経費計上している場合は

けっこう危険です。



個人事業主は基本的に、

個人で使った分と事業で使った分の区分けを求められます。

車だったら走行距離だったり利用時間だったり、

合理的な区分けですね。



何かしら計上しておけばそれが多いか少ないか、

合理的かという話になりますが、

何も計上していないと話がややこしくなります。



しかしそれが法人となると話は別で、

法人で車を買い、法人で車を管理していて、

社長がたまたま私用に使う部分に関しては、

不思議なことにけっこう大丈夫だったりします。(笑



法人の車で重要なことは、

「事業の用に供しているかどうか」

です。



都市伝説的には、

国産車ならOKだけどフェラーリはダメ、

とかいう話がありますが、

基本的に車種は関係ありません。



フェラーリでもポルシェでも、

お客さんのところに行くとか仕事関係者を送迎するとか、

事業の用に供していればいいんですね。



ただ普通はそれを証明しにくいのですが、

今ならフェイスブックとかに投稿しておけば、

事業の用に供している証拠の一つになります。



そういった証拠をたくさん残しておけば、

税務調査で通る可能性が高くなってゆきます。^^



あと車を買って納車されただけではダメで、

まだ一度も使っていなければ、

事業の用に供していないので、

経費で落とすことはできません。



20年以上前に国税不服審判所で、

フェラーリを経費で落とせるかどうかの

係争がありました。



結果的には経費(減価償却)でOK、

ということになったのですが、

その際のポイントは3つ。


1)実際に事業で使っていた

2)社長個人で他にも高級車を持っていた

3)法人で税金をけっこう払っていた



いろんな状況によってだと思いますが、

「事業の用に供しているかどうか」という言葉を

覚えておいていただければと思います。^^



【質問】それ、事業で使っていますか?^^



法人だったら、けっこうOKです。(笑



■メルマガ登録でプレゼントもらえます。^^