車関連の税金についてです。
私は個人事業主時代、
自分の車を事業にも使っていましたから、
車関連費を按分して経費計上していました。
個人負担が10%とか20%とか、
そのくらいだったと思います。
個人事業主で他に個人用の車を持たず、
車関連費を全て経費計上している場合は
けっこう危険です。
個人事業主は基本的に、
個人で使った分と事業で使った分の区分けを求められます。
車だったら走行距離だったり利用時間だったり、
合理的な区分けですね。
何かしら計上しておけばそれが多いか少ないか、
合理的かという話になりますが、
何も計上していないと話がややこしくなります。
しかしそれが法人となると話は別で、
法人で車を買い、法人で車を管理していて、
社長がたまたま私用に使う部分に関しては、
不思議なことにけっこう大丈夫だったりします。(笑
法人の車で重要なことは、
「事業の用に供しているかどうか」
です。
都市伝説的には、
国産車ならOKだけどフェラーリはダメ、
とかいう話がありますが、
基本的に車種は関係ありません。
フェラーリでもポルシェでも、
お客さんのところに行くとか仕事関係者を送迎するとか、
事業の用に供していればいいんですね。
ただ普通はそれを証明しにくいのですが、
今ならフェイスブックとかに投稿しておけば、
事業の用に供している証拠の一つになります。
そういった証拠をたくさん残しておけば、
税務調査で通る可能性が高くなってゆきます。^^
あと車を買って納車されただけではダメで、
まだ一度も使っていなければ、
事業の用に供していないので、
経費で落とすことはできません。
20年以上前に国税不服審判所で、
フェラーリを経費で落とせるかどうかの
係争がありました。
結果的には経費(減価償却)でOK、
ということになったのですが、
その際のポイントは3つ。
1)実際に事業で使っていた
2)社長個人で他にも高級車を持っていた
3)法人で税金をけっこう払っていた
いろんな状況によってだと思いますが、
「事業の用に供しているかどうか」という言葉を
覚えておいていただければと思います。^^
【質問】それ、事業で使っていますか?^^
法人だったら、けっこうOKです。(笑
■メルマガ登録でプレゼントもらえます。^^
コメント