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先日、あるところで、

「お客さんのなくてはならないになる」

というような広告?決意表明?を見ました。



うーん、これまた困った表現ですね。^^;

私がお客さんの立場だったら、

特定の会社になくてはならない存在なんかに

なられたらたまりません。



特にコンサルタントや士業の人間は、

自分の商売の安定のために、

お客さんの主業務の一部を取り上げてブラックボックス化して、

お客さんの会社にとって自らがなくてはならない存在に

なろうとしたりします。



例えば、ホームページを安く作ってあげるけど、

サーバーはこっちで管理するから毎月管理料をちょうだいね、

というようなモデルですね。

放っておいたら永遠にチュウチュウ吸われ続ける

ことになってしまいます。



それが悪いモデルという訳ではありませんが、

私はどう思っているかというと、

なくてはならない存在なんて窮屈で、

正直まっぴらごめんです。



そうではなくて、

「いなくてもいいけどいてくれたら嬉しい」

と思ってもらえるくらいのポジションを居心地よく感じます。



ちょっと大げさかもしれませんが、

これは経営者が持つべき死生観の一部です。

いつでも死ねる準備ができているということ。



社長が絶対に必要で、

社長がいなくなったら潰れてしまう会社って、

社員に対しても取引先に対しても社会に対しても

無責任じゃありませんか?



ニーズでなくウォンツ。

必要だから求められる人(会社)は、

必要性が無くなったら不要です。

当たり前?(笑



引退したら誰も会いにきてくれない社長はたくさんいます。

でも感情としていて欲しい、

ならば必要性は関係ありません。



「田島さんがいないと困ります」と言わせるのは二流です。

「いなくてもいいけど、いてくれるとちょっといいかも」

と言われるくらいがカッコいいですね。^^



【質問】社長は、なくてはならない存在ですか?



自分の居場所を、日々削ってゆくのです。^^



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